【NFL】QBレビスの失態に「もっと賢い判断ができるはず」とタイタンズHCキャラハン
現地15日(日)、テネシー・タイタンズのクオーターバック(QB)ウィル・レビスがまたしても軽率なプレーを犯した。レビスは2週連続で接戦に奮闘するチームを敗北へと追いやっている。ニューヨーク・ジェッツに24対17で敗れた日曜日の試合では、第2クオーターに敵陣10ヤードライン内で追い詰められた際に、プレーを諦めるべきところ、レビスは無理に横パスを試みた。その結果、ジェッツにボールを奪われ、タイタンズはフィールドゴールのチャンスを失っている。 【動画】2024年第2週:今季初勝利を争ったジェッツとタイタンズ
今シーズンからタイタンズのヘッドコーチ(HC)に就任したブライアン・キャラハンが、レビスの判断に困惑して「一体何をやっているんだ?」と言わんばかりのしぐさを見せる場面を、カメラがとらえていた。
試合後、その場でレビスに何を言ったのか聞かれたキャラハンHCは、こう答えている。
「カメラにはっきり映っていたと思うけど、かなりがっかりしたのは間違いない。あれは浅はかなプレーだった。先週も同じようなことをして、レッドゾーンでの得点機会を失った。仕方ないけど、彼はもう大人だし、もっと賢い判断ができるはずだ。今日は彼のせいで3点を失ったことにイライラしていた。あの得点があればどうなっていたかわからない」
レビスのターンオーバーがタイタンズの勝利を遠ざけたのは、これで2週連続となる。シーズン第1週では、試合終盤に投げるべきではないパスによって相手にピックシックスを与え、日曜日の試合でもサックを受けるべき場面で無理なパスを出している。
「こんなことを続けさせるわけにはいかない。彼はもっとチームを守る責任があるし、ボールも大事にしなければならない。あのようなプレーは許されない」とキャラハンHCは述べている。
レビス自身も試合後に、サックを受けるべきだったと認めた。2年目のシグナルコーラーは、状況が悪化した時に陥りがちな無謀なプレーを減らす必要があるとつけ加えている。
「ああ、厳しい状況だ。でも、このスポーツやポジションにおいては、何もかもが厳しい」とレビスはコメントしている。