HPPオープン

（左から）錦織圭とマックス ハンス・レーベルク[画像/ゲッティイメージズ]

男子テニスのHPPオープン（フィンランド/ヘルシンキ、室内ハード、ATPチャレンジャー）は9日、世界ランク132位の錦織圭と予選勝者で同332位のM・レーベルク（ドイツ）のシングルス準決勝がセンターコートの第2試合に組まれた。同コートの第1試合は日本時間9日の21時（現地14時）に開始予定。 【錦織圭vsレーベルク 1ポイント速報】 両者は初の顔合わせ。 34歳で元世界ランク4位の錦織は前週のスロバキア・オープン 2024（スロバキア/ブラチスラバ、室内ハード、ATPチャレンジャー）で昨年6月のカリビアン・オープン（プエルトリコ/パルマス・デル・マル、ハード、ATPチャレンジャー）以来、約1年5ヵ月ぶりに公式戦でベスト4に進出した。 今大会は1回戦で予選勝者で世界ランク384位のN・アルバレス バロナ（スペイン）、2回戦で第7シードのJ・キム（スイス）、準々決勝で第4シードのJ・ファーンリー（イギリス）を下し4強入りしている。 対するレーベルクは今大会、予選2試合を勝ち抜き本戦入り。本戦では1回戦で予選勝者で世界ランク250位のG・ブランカノ（フランス）、2回戦で第8シードのM・マーテラー（ドイツ）、準々決勝で同190位のH・スクワイア（ドイツ）を下し準決勝に駒を進めた。 レーベルクはドイツのミュンヘン出身の21歳。身長は183cm。 今季はITF大会やチャレンジャー大会で安定した成績を残し、10月に自身最高位となる世界ランク312位を記録。 過去、ITF大会では1度の優勝、チャレンジャー大会では1度の準優勝を経験している。ツアー大会本戦の成績は0勝4敗で、まだツアー初白星は挙げられていない。 大きな実績こそないが、9月以降はここまで予選なども含め公式戦で17勝4敗と大きく勝ち越しており好調を維持している。 この試合の勝者は決勝で第5シードのL・ナルディ（イタリア）と世界ランク218位のD・エフセイエフ（カザフスタン）のどちらかと対戦する。