重ね着いらずで暖かい「UNDER ARMOUR(アンダーアーマー)」の冬用「COLDGEAR(コールドギア)」
さらに進化し、遠赤外線を反射して衣服内を暖かく保つ「インフラレッド」とは?
「コールドギア」と同等の吸汗速乾、保温の機能をベースとして持ちながら、さらに進化した「コールドギアインフラレッド」は人体から出る熱を衣服から逃がさないテクノロジーを採用しているという。
「ウエアの内側にプリントされているセラミックスの効果で、身体から出る遠赤外線を蓄熱して、衣服の保温効果を高めるテクノロジーが『インフラレッド』には採用されています。通常の『コールドギア』より一層、暖かいです」
「プリントの優れた点は、いろいろなアイテムに応用できるところです。ベースレイヤーの内側はもちろん、アウターの裏地にもプリントが可能なので、たとえばダウンジャケットの内側に蓄熱効果のあるセラミックを配置した『インフラレッド』の製品もあり、とても暖かいです。非常に寒いときなどは、ベースレイヤーもアウターも共に『インフラレッド』といった着方も可能です」
機能性ウエアは身体にフィットさせるほど「第二の皮膚」として効果が高まる
吸汗速乾にせよ、保温や蓄熱にせよ、ベースレイヤーの効果を高める着方があるのかどうか大金さんに尋ねてみた。 「スポーツの場面ではとくに、シルエットにゆとりがあるものよりも、コンプレッション・タイプの製品を選んでタイトに身に着けたほうが、吸汗速乾や保温、蓄熱のメリットを最大限に生かすことができます。隙間があると、それだけ外気が入る余地ができて、外気の影響を受けやすくなります。 デイリーユースということを考えると、若干のゆとりがあるウエアを楽に着たほうがいい面もあります。『コールドギア』も『インフラレッド』も、ジャストサイズでピッタリしたものと楽なシルエットのもの、それぞれ別アイテムとしてラインナップしています。レギンスもありますので、用途やお好みに応じたチョイスができます」 冬の衣服の快適さはベースレイヤーによるところが大きい。今シーズン、自分にとってベストなものはどんなタイプか、あらためて検討してはいかがだろうか。