「なぜ彼を起用しないのか理解できない」V・ロッキの代理人がバルサを痛烈批判! 強硬手段も視野に「退団なら完全移籍だ」
ベティスやセビージャなどが獲得に興味
現地時間5月4日のラ・リーガ34節、バルセロナは敵地でジローナに2-4の逆転負けを喫した。この結果、宿敵レアル・マドリーのリーグ制覇が決定し、バルサは今シーズンの無冠が確定した。 【動画】V・ロッキの記念すべきバルサ初ゴール そのバルサが今冬の移籍市場で唯一獲得した新戦力が、19歳のブラジル代表FWヴィトール・ロッキだ。期待の新星としてブラジル国内で大きな注目を浴び、鳴り物入りで加入したが、ここまでの成績は公式戦13試合で2ゴール。そのうち先発出場はわずか2試合と、思うように出番が得られず苦しんでいる。 そんな状況に、代理人は納得がいっていないようだ。スペイン紙『マルカ』が伝えている。 V・ロッキの代理人であるアンドレ・キュリー氏はインタビューで、「ヴィトール・ロッキにはもっと出場時間が与えられるべきだが、なぜシャビが彼を起用しないのか理解できない。V・ロッキが出ていれば、活躍してすでに名声を得ることができたはずだ」と不満を漏らした。 「もっと良い条件のオファーがあったにもかかわらず、ヴィトールがクラブを愛しているからこそ、我々はバルサを選んだ。彼が素晴らしい選手になると確信しているが、もし問題が解決しない場合は、別の場所を探す必要があるだろう」 退団も視野に入れる発言をしたキュリー氏は、レンタルでの移籍は望んでいないようだ。「近いうちに彼のバルサでの将来について話し合うつもりだ。ただ、レンタルで別のクラブに行くのはヴィトールのキャリアにとって良くないだろう。バルサに残ることが最善だが、退団するなら完全移籍だ。もし残留できないとなれば、我々はそのために努力する」 すでにベティスやセビージャなどがレンタルでの獲得を狙っていると現地で報じられたV・ロッキ。セレソンとバルサの“未来”とも言える逸材は、来シーズンどんな決断を下すのか。 構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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