石川佳純さんのサンクスツアーin神奈川 14歳で日本代表に抜擢された秘話も
11月4日、33箇所目となる石川佳純47都道府県サンクスツアーin神奈川が、横浜武道館で開催。約900名の方が会場に駆けつけた。 サンクスツアーは、石川佳純さんが「全国各地で、応援してくださった方に感謝の気持ちを伝えたい」という思いで開催され、、石川佳純さんとの触れ合いを通じて参加者に卓球の楽しさを感じてもらうイベントである。 写真:レディースの方々に下回転ドライブを教える石川佳純さん(全農)/撮影:ラリーズ編集部
14歳で日本代表に抜擢
神奈川のイベントでは、前半で、石川佳純さんを14歳で日本代表に抜擢した当時の日本代表監督の近藤欽司氏(現・神奈川県卓球協会会長)と石川佳純さんがトークショーを行い、近藤氏が「(14歳ながら)選考対象となった当時の全日本選手権で、堂々と歩いている姿がよく、また試合もゲームオールの9-9のサービス権を持ったときに、自分から攻めた姿勢が良かった」など、当時の秘話を語った。後半は、参加者と石川さんとのQ&Aが行われ、緊張した時の対処法などの質問が石川さんに飛んでいた。
一人ひとり丁寧にアドバイスを送った石川さん
卓球教室の部では、石川さん自身が現役時代に行っていた練習を紹介。その後、参加者の台にまわり、「フォアハンドドライブを強く打つ方法はフォロースルーを意識すること」「ボールは常に同じ場所にこないので、しっかりステップをして準備することが大事」など、参加者全員一人ずつに対し、丁寧にアドバイスを行った。 終了後、石川さんは「神奈川、特に横浜には様々な思い出があり、今回初めてレディースの方々にも教室に参加していただいた。卓球という競技は、年代問わずプレーできて楽しめる競技。幅広い方々にプレーしてもらいたい」と話した。 年内の開催は今回で最後。来年も全国を周り、卓球の魅力を伝えていく。
ラリーズ編集部