尿と一緒に恐ろしいものが出た!「命を刈り取る形をしてる」→実は夏に多く見られる病気、男性は要注意
夏場は結石予防のためにも水分補給を!
実は尿路結石の発生は季節変化にも影響を受けるらしく、特に夏季に多いという説が!その理由は、気温が高く汗をかく夏場は脱水傾向になり、尿が濃縮される(濃くなる)ことで、結石の原因成分が結晶となりやすく、結石ができてしまうからだとか。「結石ができる原因はまだ明らかにはなっていませんが、生活習慣が大きく影響することはわかっていて、バランスの悪い食生活や運動不足の状態にあると結石ができやすいことが知られています。また、夏は汗をたくさんかいて尿が濃くなる分、結石ができやすくなってしまうので注意が必要です(※2)」とも言われています。 まさに、今!という暑い季節に、ちるにとらさんも発症したようです。 「尿路結石は、医師から分析するからと回収されました。その後、結石はもうカラダから出てこないので、多分すべて出てしまったんだと思います。残念なのは、この尿路結石は分析過程で砕いてしまったらしいので、もうないんですよ」とのこと。 後日、ちるにとらさんが渡された分析結果によると、ほぼシュウ酸カルシウムの塊だったそう。シュウ酸は、日本人の尿路結石の原因で最も多い成分とのことです。 日本医師会の健康の森によると「シュウ酸はいわゆるアクの成分で、シュウ酸を多く含むホウレンソウ、タケノコ、紅茶、チョコレートなどのとりすぎには注意しましょう。また、動物性タンパク質、砂糖、塩分のとりすぎは尿中のカルシウム濃度を高め、脂っこいものも尿中のシュウ酸濃度を高めるので注意します。 カルシウムについては、以前は結石によくないとされていましたが、腸の中でシュウ酸と結合してシュウ酸の体内への吸収を抑制してくれるので、積極的にとるようにしましょう(※1)」さらには、「結石形成を防ぐには、水分を十分に補給することです。尿の量が多ければ、小さな結石ができても自然に排泄されることにつながるからです(※1)」とのことでした。 とにかく、バランスの良い食生活と適度な運動を心がけ、夏は水分補給もきっちりと! (※1)日本医師会「健康の森」から引用 (※2)千葉医師会広報誌「ミレニアム」から引用 (まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・東寺 月子)
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