中高生のなりたい職業調査　高校生は男女ともに公務員がトップ！　

　中学生、高校生ともなると世の中のことが少しずつわかってきて、なりたい職業も小学生の時に比べて現実的になるような感じがするが、実際のところはどうなのだろうか？　LINEヤフー（東京）はこのほど、全国の中高生を対象に、「将来いちばんなりたい職業」とその職業に就きたい理由、また、「将来、働く会社を選ぶ時に重視しそうなこと」について調査を実施した。調査は昨年11月21日～11月25日に行い、日本全国の中学生、高校生の男女1039人が回答した。 　まず中学生だが、男子中学生では昨年の調査では2位だった「スポーツ選手」が、今年は1位になり、以下「国家公務員・地方公務員」「YouTuber、Vtuberなどの動画投稿者」「システムエンジニア・プログラマー」がランクインした。女子中学生では「イラストレーター」「教師・教員・大学教授」「看護師」が昨年同様上位にランクイン。昨年はランキング外だった「美容師・理容師」が、今年は4位に入った。 　高校生では、男子高校生の TOP3が「国家公務員・地方公務員」「教師・教員・大学教授」「システムエンジニア・プログラマー」に。女子高校生のTOP3は、「国家公務員・地方公務員」「看護師」「教師・教員・大学教授」で、 男女ともに昨年に続いて「国家公務員・地方公務員」がトップとなった。何やら、大学生あたりの就活を見ているようで、安定志向はすでに高校生から始まっているのだろうか？ 実際、高校生のなりたい職業TOP3に就きたい理由では、家族や恩師からの影響、国や地域のために仕事をしたい、自分の得意分野を生かしたいといった声のほか、安定を求めるような声があった。「働きたい会社」を選ぶポイントとしては「休みがしっかりとれる」「給料／ボーナスなどの待遇がいい」が多く、現実的でしっかりしている印象がある。