【鹿児島県・2024年版】秋の絶景・風物詩10選。「東洋のナイアガラ」とも称される瀑布と紅葉の共演
暑い夏もようやく終わり、心地いい季節。旅をしたい気持ちが高まってきました。 紅葉や秋祭り、収穫のよろこびなど、日本にはたくさんの美しい秋の絶景・風物詩があります。そんな日本ならではの魅力を感じるとっておきのスポットをご紹介。 【画像】“黄金の楽園”とも称される千本イチョウほか、鹿児島県の秋の絶景10選を写真ですべて見る。 「いつか」の旅行の参考に。眺めても美しい、秋ならではの豊かな景色をお楽しみください!
◆曽木の滝公園
自然公園内にある滝幅210メートル、高さ12メートルと日本一の大きさを誇る曽木の滝は、「東洋のナイアガラ」と言われるほど、圧巻の迫力を誇る。 曽木の滝がある伊佐市は気温差が大きい内陸にあるため、秋になると、色鮮やかな紅葉を楽しむことができる。紅葉したモミジやイチョウの葉が滝水の流れに浮かび上がる様子は、ついつい写真を撮りたくなる見事な光景だ。 滝展望台があり、曽木の滝の全体を見渡すこともできる。春には桜やツツジが楽しめ、夏には水量が多くなり迫力がアップした姿を見られる。滝の周辺には観光スポットも多い。冬の朝は、霧がかかった姿を見られることもある。 ※見ごろの時期:11月下旬~12月上旬 曽木の滝公園(そぎのたきこうえん) 所在地 鹿児島県伊佐市大口宮人628-41
◆観音滝公園の紅葉
「観音滝公園」は、鹿児島市内からおよそ1時間の距離にある自然豊かな公園。秋には美しい紅葉が見られることで知られており、特に落差15メートルの「観音滝」では、紺碧の滝壺を彩る鮮やかな紅葉を眺められる。 園内にはキャンプ場やコテージが併設されており、ファミリーやグループの観光客たちから人気。 また、観音滝は庄屋の娘と僧侶の恋物語の舞台となった場所であり、恋愛成就や子宝祈願のご利益のあるパワースポットとしても親しまれている。 見ごろの時期:11月中旬~11月下旬 観音滝公園(かんのんだきこうえん) 所在地 鹿児島県薩摩郡さつま町永野7133-1
◆冠岳の紅葉
「冠岳」は、南九州古代山岳仏教発祥の地であり、真言密教の霊峰。かつて、中国の学者・徐福が不老不死の霊薬を求めてこの地を訪れた、という伝説が残るほどの薬草の宝庫だ。 県内有数の紅葉の名所であり、秋になると山一帯が鮮やかな色彩に包まれる。山の中腹を一周する冠岳ウォーキングコースで紅葉を楽しめるほか、「花川」に架かる「年代橋」も見どころ。下流から上流に向かって「10代橋」「20代橋」…「100代橋」の10橋があり、それぞれ異なるデザインで、紅葉の撮影スポットにもなっている。 また、山麓には「冠岳神社」や中国風庭園「冠嶽園」、「冠岳花川砂防公園」などがあり、毎年11月23日(祝日)に公園で行われる「かんむりだけ山市物産展」では、長崎龍踊りや地元グルメを満喫できる。 見ごろの時期:11月下旬~12月上旬 冠岳の紅葉(かんむりだけのこうよう) 所在地 鹿児島県いちき串木野市冠嶽