田中みな実さん「悩んでいる今こそ、自分を変えるチャンス!」|『美的』読者の仕事悩みに回答
田中みな実いつだって日々しなやかに、美しく。~『美的』読者たちの悩みへのANSWER【仕事編】
美しく健やかであることへの探求と努力。新しい自分へと前向きにチャレンジし続ける芯の強さ。自分にまっすぐに向き合いながらいく度もの転機を乗り越え、人としての奥行きを深めながら、さらに輝いている田中みな実さん。あふれる情報や多様化する価値観に翻弄されそうになりながらも、前向きに今を生き抜いていこうと頑張る人たちにとって、彼女の存在は憧れそのもの。彼女の紡ぐ言葉ひとつひとつは、私たちの心にストンと落ち、しなやかに生きていく力をもたらしてくれます! 【写真3枚】この記事で紹介した、田中みな実さんのアップ写真はこちらからチェック
Q.今の仕事は好きですが、自分に向いている仕事はほかにもあるのではないか?と思ったりもします。とはいえ今の仕事を辞めるのも…とも思い… みな実さんなら、そんなときにどうしますか?
A. 私は27歳で局アナ(会社員)を辞めて、フリーになりました。それは沢山の保証を手放すことだと、当時どれほど理解していたかわからないけれど、とにかく後悔はしたくなかったんです。誰かのせい、何かのせい、過去の自分のせいにもしたくなくて。 実際、辞めても続けても、後悔はつきまとうんですけどね。 どちらを選択しても、良し悪しはある。だから、下した決断に、責任と自信をもつことを決めました。 「自分で決めたことに後悔はありません!」と言葉にすることで思い込む。たらればは何にもならないから。
Q. 同期がどんどん昇進しているのに、私はずっと同じポジションのまま。でも上司に媚こびを売るようなことはできないし、自分をどうアピールしたらいいのか…。社内で仕事ができない人、と見られているような気もしてつらいです。
A. 心を鬼嫁ちゃんにして、ちょっと厳しいことを言いますね。 同期の方はね、上司に媚を売ったから昇進したのではなく、あなたよりも実力があるからステップアップしたんだと思います。昇進できないことへの言い訳を探すのをやめて、やるべきことを始めよう! いつまでも同じポジションでいたくないのなら、資格や研修を自ら探して受講する、語学を習得するなど、できることは無限にあるはず。 悩んでいる今こそ、自分を変えるチャンス! 妬みの感情を手放して、何かしらの行動を起こしてみよう。半年後には何かが変わっているから! 絶対に。 応援してるよ。
Q. 特に趣味と言えるものがなくて、もはや仕事が趣味です。でもそれを人に言うと寂しい人に思われそうで、口には出せません。田中さんにとって仕事はどんな存在ですか?
A. 趣味でお金が稼げるなんて、最高じゃない! 時間を忘れてしまうくらい没頭できる、やっていて気分がいい。趣味ってそういうものでしょ。それが仕事なのであれば、胸を張ってください! 口にすることに引け目を感じるのなら、言わなければいいだけの話。 趣味を聞かれて答えに困ったら、逆に相手の趣味を聞いてみてはいかがでしょう。趣味のない私は、そうやって切り抜けています。 私の場合は、仕事をすることによって生かされていると感じているから、好きとか嫌いじゃなくて、今の自分になくてはならないものなのかな。