静岡の「清水港マグロまつり」に台湾・屏東県政府が出展 マグロ産地同士の縁で
(高雄中央社)静岡市清水区で9、10両日に開かれた清水港マグロまつりに、南部・屏東県政府が招待を受け、初めてブースを出展した。同県の東港漁港はマグロの水揚げが盛んで、カラスミや桜エビと並んで三大名産品の一つとされている。県は屏東の文化や物産、観光などを来場者にPRし、日本からの観光客来訪に期待を寄せた。 同県政府伝播・国際事務処が報道資料で知らせた。同処によれば、静岡県台湾事務所に派遣されていた静岡市の職員が今年、東港漁港で開催された「屏東クロマグロ文化観光フェスティバル」に参加。東港と清水港でそれぞれ行われるイベントが類似していることから、今回の招待につながったという。 ブースには静岡市の難波喬司市長が訪れ、参加に感謝を伝えた。伝播・国際事務処の蕭裕隆副処長らは11日に静岡市役所で難波市長を表敬訪問する予定。 (洪学広/編集:田中宏樹)