【WWE】イヨ・スカイが女子世界王座獲得ならず「あのムーンサルトが決まっていれば…」
<WWE:サタデーナイト・メインイベント>◇14日(日本時間15日)◇米ニューヨーク州ユニオンデール・ナッソーベテランズ・メモリアル・コロシアム イヨ・スカイがWWE女子世界王座獲得を逃した。王者リブ・モーガンに挑戦し、オブリビオン(変形フラットライナー)を受けて3カウントを許した。11月にサウジアラビアで収録されたロウ大会で開催された挑戦者決定バトルロイヤルを制覇し、満を持して臨んだ王座挑戦の舞台だったが、惜しくもタイトルを奪取できなかった。 試合後、自らのインスタグラウを更新したスカイは動画で「イテエ…、あ~くっそう。悔しいなあ、リブの方が、くそ、あんたの方が、ほんのちょっとだけ強かったもしれない。でもネクストタイム! 次は私が、私達が、お前のタイトル、それかリア(・リプリー)のタイトル? 誰でもいいけど。私が王者になるまで絶対にあきらめない。ネバーギブアップ! 取るまで続ける」と振り返った。 序盤からエプロンでの攻防となり、スカイはモーガンのパワーボムを回避。右膝蹴りで場外で倒すと、エプロンからの場外ムーンサルト(月面水爆)を成功させた。さらに豪快なトペ弾や、豪快なスワンダイブ式ドロップキックをも成功させ、フォールも狙った。ロープを活用した右腕攻撃も敢行。モーガンのバックスタバーを浴びたものの、3連続のジャーマン・スープレックスで応戦した。 トップロープまで上がり、とどめのムーンサルトを狙おうとしたものの、モーガンによる決死のヒザの剣山で腹部に大きなダメージを負った、そのまま相手必殺のオブリビオンを受け、フォール負けを喫した。自身の公式インスタグラムの動画でスカイは「あのムーンサルトが決まっていれば。私がチャンピオンになっていたはずなんだけど…」と悔しがった。 なお試合後、花道を立ち去る王者モーガンのもとには、リア・リプリーが登場。両者はにらみ合いを展開していた。