「完全優勝できれば届くかも」S級点確保へ勝負駆けの29歳競輪選手 最後の望みかけ乱戦ムードの開催に臨む/松戸ミッドナイト
松戸競輪場のミッドナイト「ウィンチケットミッドナイト競輪(F2)」が24日に開幕。7RのA級初日特選に出場する高井流星(29歳・岡山=113期)に話を聞いた。 高井流星の今期得点は90.39。現状はS級点に届いていないが「完全優勝に近い成績を残せれば、S級点に届くかもしれない」と最後の望みをかけて今年の最終戦にやってきた。 初日から気の抜けない戦いとなるが、その特選は単騎戦になった。ド先行でラインができた方が持ち味を生かせるタイプではあるが、「最近は初日特選でよく単騎になっている。その経験を生かせれば」とのことで大きく割り引く必要はないだろう。 「体の感じも悪くないし、しっかり行けるところから自力を出して頑張るだけです」と意気込みを語った。 今開催は誰にでも優勝のチャンスがありそうな乱戦ムード。集中力を高めて勝負駆けシリーズに挑む高井が好成績を残す可能性は十分にありそうだ。(netkeirin特派員)