患者にやさしい医療機器の開発や利用促進を 「メディバレーおおいた」移転オープン
大分放送
大分県内の医療関連機器メーカー20社の製品を展示し、利用者と交流できる施設が大分市内にリニューアルオープンしました。 【写真を見る】患者にやさしい医療機器の開発や利用促進を 「メディバレーおおいた」移転オープン 県では医療関連産業の発展に向けた「東九州メディカルバレー構想」を宮崎県と連携して推進しています。この1つとして県内メーカーと医療や福祉の関係者が意見交換を行い、製品の利用促進や開発につなげる施設、「メディバレーおおいた」が6日、リニューアルオープンしました。 施設には県内20の企業が開発した医療関連機器が展示されています。この中には大分市の企業が特許を取得したリクライニング付きの車いすや体圧を分散して体の負担を減らすクッションもあります。 (ビューティフルライフ・田中晃一社長)「患者さんもいいし、入所者もいい、働く利用者もいい。基本的に全部ものが人に合わせる。そういうものを意識したテーマで作っている」 また、世界で初めて電気を使わず、チューブの圧力の調整で、気管の圧迫や肺炎など、気管チューブによるトラブルを防ぐ商品も展示されています。 (トクソー技研・徳永浩幸社長)「少子高齢化も進む中で、医療現場で求められるニーズも変わっていくと思いますので、いろいろな大分県内のメーカーさんと協力してやれるのは非常にありがたい」 機器の購入には県の補助金が助成されるものもあります。「メディバレーおおいた」は前日までに連絡すれば誰でも利用することができます。
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