クロアチア大統領選の第1回投票 ウクライナ支援否定的な現職が1位 来月に決選
All Nippon NewsNetwork(ANN)
クロアチア大統領選挙の第1回投票の結果が確定し、ウクライナ支援に否定的な現職が1位になりました。ただ、過半数には届かず、2位の中道右派で親欧州の与党が推す候補と来年1月、決選投票が行われます。 クロアチアで29日、大統領選挙の第1回投票が行われました。 選挙管理委員会の開票結果によりますと、現職のミラノビッチ氏(58)が得票率49.09%で1位となりました。 与党の候補者で元教育・科学相のプリモラツ氏(59)は19.35%の得票率でミラノビッチ氏に大きく離され2位となりました。 得票率が50%を超える候補者がいないため、来年1月12日にミラノビッチ氏とプリモラツ氏の上位2名で決選投票が行われます。 ミラノビッチ氏は野党「社会民主党」の党首でEU=ヨーロッパ連合やNATO=北大西洋条約機構のウクライナ支援に否定的で、中道右派の与党「クロアチア民主同盟」を率いるプレンコビッチ首相からは「親ロシア派」と批判されています。
テレビ朝日