男性客「あなたは繊細すぎるんだよ」→バカにされた女性芸人の「返し」がスカッとする!
職場の人や友人に褒められても、なぜか素直に受け取れない、自分の長所より短所にばかり目がいってしまう……そんな、どうしても自信が持てないとき、自分の良い部分を意識するためにはどうすればいいのか。マッキンゼーで10年以上働き、現在は自身のブランドを成功させているCEOが「自分の一番の強み」の見つけ方を解説する。※本稿は、リサ・サン著、鹿田昌美訳『なめられない品格 誰からも信頼されるようになる8つの力』(飛鳥新社)の一部を抜粋・編集したものです。 【この記事の画像を見る】 ● 自分はまだまだ未熟者なのに 褒められてしまっていいの? 私たちはしょっちゅう、褒め言葉を受け取るのに苦労します。というのも、「自分は足りない」という不足思考のせいで、自分の弱点にしか目が行かず、自分の評判を信じることができなかったり、謙遜すべきだと思ってしまうからです。私は皆さんに、この習慣を打破してほしいのです。今こそ、自分自身を褒め、本来の自分の姿を誇りに思うときです。では、どうすればいいのか。 あなたが絶好調だったときを思い出してみましょう。すべてが整っていると感じられ、「ゾーン」に入っていて、あらゆることが正しい流れに乗っていて、自分のパフォーマンスが完璧に感じられた瞬間のことを。 この記憶の真ん中に自分を置いて、細部をできる限り詳しく思い出しましょう。さて、記憶のテープをスローモーションで巻き戻して、あなたの診断テストの結果との関連性を探してください。自分にこのように問いかけましょう。 「私のどんな持ち味が、この前向きな結果につながったのだろう?」 「この絶好調の瞬間を創り出すために私が使ったスキルは何?」 「私の〈一番の強み〉が、どのように前向きな結果をもたらした?」
私は診断テストを受けたとき、その結果を、マッキンゼーで働いていた頃のある記憶と結びつけました。私たちは、南米で新規事業を立ち上げるクライアントを支援していました。CEOは当時80代で、その50年前にゼロからビジネスを始めたエネルギッシュな起業家でした。カリスマ性があり、アイデア主導型で、自分のチームの準備力と実行力に信頼を置いていたので、実務的な詳細については関心を持っていませんでした。 ● 自分の〈一番の強み〉が 実行されていた「あのとき」 最終プレゼンテーションの準備をしていたとき、その時点でグラフや数字を満載した50ページのボリュームになっていましたが、私は自分のチームにこう言いました。 「B氏にこの資料を見せても、ワクワクしてこの新事業に乗り出すのを承認するとは思えません。彼は財務モデルの詳細を気にかけません。彼は、ビジョンを見てワクワクしたいんです」 私たちは代わりにスライドを10枚作成しました。人気番組『シャーク・タンク』(起業家がビジネスプランをプレゼンして、投資家の支援を募る、ビジネスリアリティ番組。アメリカ版『マネーの虎』)のプレゼンのように、エネルギッシュな語りによって、未開発の市場のチャンスや、新たなベンチャーで何ができて、誰を助けることができるかを提示しました。