オリックスが中軸候補のジョーダン・ディアス獲得を発表 福良GM「反対方向にも長打が打てる選手」
オリックスは9日、昨季アスレチックス傘下3Aでプレーしたジョーダン・ディアス内野手(24)を獲得したことを発表した。単年契約とみられ、年俸は8000万円(推定)。 右打ちの長距離砲タイプで、22年にアスレチックスでメジャーデビュー。23年はメジャー90試合に出場し、5月10日のヤンキース戦で3打席連続本塁打を記録するなど、10本塁打を記録した。昨季はアスレチックス傘下3Aで102試合に出場し、打率・301、22本塁打、85打点をマーク。昨年の第5回ワールド・ベースボール・クラシックにコロンビア代表の一員として出場した経歴も持つ。 取材に応じた福良GMは「早い真っすぐが打てて、反対方向にも長打が打てる選手。(中軸を期待?)そうです」とコメント。昨季はリーグ5位のチーム71本塁打で、2桁本塁打に到達した選手は15本のセデーニョ(退団し西武に加入)と11本の杉本のみだっただけに、長打力不足の課題を解消するキーマンとして期待される。 また、福良GMは今後も継続して野手の新外国人の調査を進めることを明言。「そこは仕方ないですよね。契約とかの問題もあるし、細かいところもあるので」と、交渉成立がキャンプイン後にずれ込むことも覚悟した。