【NBA】河村勇輝が初の3点シュート成功 チーム内では〝愛されキャラ〟の地位を確立か
米プロバスケットボールNBAグリズリーズの河村勇輝(23)が〝愛されキャラ〟の地位を確立した。 8日(日本時間9日)にホームで行われたウィザーズ戦では、途中出場で約4分プレー。大量リードで迎えた第4クオーター(Q)からコートに立つと、ノールックの背面パスでアシストを記録した。さらに残り1分55秒でNBAで初めて3点シュートを成功させた。チームは128―104で快勝し、今季6勝目を挙げた。 6日(日本時間7日)のレイカーズ戦ではフリースローを2本決めて、NBAでの初得点を記録。米メディア「アスロンスポーツ」は「ジェイク・ラレイビアが河村勇輝のボールを確保。グリズリーズはNBA初得点を挙げた日本人新人選手に特別なプレゼントを贈り、チームの連携を披露した」とと見出しで記事を掲載した。 記事内では「ジェイク・ラレイビアの行動は勇輝がチーム全体で評価されていることを示した」と言及。試合後にラレイビアは審判のところに行き、河村の節目を祝うためのボールをもらえるように交渉したという。ラレイビアは「試合後、審判のところに行って、あのボールを取りたいと言ったんだ。勇輝が最初の得点を挙げたので、ボールを渡したんだ」と語った。 ツーウェー契約の河村は開幕から10試合連続でベンチ入り。日本人4人目のNBAプレーヤーが異国の地で確かな存在感を見せている。
東スポWEB