西川アニキが見るも無惨な姿に……（画像提供：えだまさん）

　西川貴教さんのアクションフィギュアで遊んでいたら、前髪のパーツをなくしてしまった……！　X（Twitter）に投稿されたシュールな悲劇が、まさかの“いい話”に着地してしまいました。そんなことってある？ 【画像】まさかの救世主 　発端となったのは、さまざまなフィギュアを組み合わせたコント風写真を多数公開しているXユーザーのえだまさんの投稿。ある日の撮影で「S.H.Figuarts T.M.Revolution」を屋外へ持ち出したところ、不注意で西川さんの前髪が川に流されてしまったのです。 　西川さんが頭髪を失った衝撃的な姿に、「ショックですが笑ってしまいましたすみません」「不謹慎ですがロボコップ状態でジワります」と、申し訳なさそうに笑う人が続々。「ダメもとで西川さん本人に、フィギュアに合わせてもらえないか……」と、頓知で切り抜けようとする人も現れ、スレッドは盛り上がりを見せました。 　「ショックすぎる」「誰かのせいにしたいが自分の顔しか思い浮かばない」と動揺するえだまさんでしたが、投稿が拡散された結果、思わぬ助けを得ます。なんと、「前髪余っております」と、余った前髪を譲ってくれる人が現れたのです。 　「西川貴教さんの前髪が余る」とは、なかなか珍しいシチュエーションに聞こえますが、救援に名乗り出たnagaimazinさんは、フィギュアや模型の造形が趣味。西川さんのフィギュアを、ライブ「超英雄祭 KAMEN RIDER × SUPER SENTAI LIVE & SHOW 2020」出演時の「飛電ゼロワンドライバー衣装」バージョンに改造する際、前髪のパーツを型取りして複製していたのです。複製品を改造に使ったため、オリジナルはまだ手元に……！ 　もっとも、えだまさんは助けに気付いたとき、すでに前髪の調達にめどを立てていました。そのため、余った前髪が渡ることこそありませんでしたが、「せっかくの申し出を無碍にしてしまい……」と謝罪しつつ、nagaimazinさんの心遣いに感謝を述べています。 　不思議な縁がつながった、“ネットの奇跡”ともいえるこのやり取りもまた広く拡散。「やさしい世界」「前髪が余ってるとかいうパワーワードwww」「捨てる髪あれば拾う髪あり」「こういう世界があるからTwitterをやめられない」と反響を呼んでいます。