【現役ドラフト】巨人・畠世周が阪神へ 23年の馬場皐輔に続きGT間移籍成立
プロ野球の「現役ドラフト」が9日に開催され、巨人の畠世周投手(30)は阪神に指名され移籍が決まった。 畠は近大から2016年のドラフト2位で巨人に入団すると、翌年7月6日の広島戦で一軍デビュー。同年7月19日の中日戦でプロ初勝利を挙げた。 21年には自己最多52試合に登板したが、昨年3月に右ヒジのクリーニング手術を受けた影響で、23年シーズンは自身初の一軍登板なし。今季も強固な救援陣の中に割って入ることはできず、一軍登板はわずか1試合に終わった。 現役ドラフト終了後、畠は球団を通じて以下のコメントを発表した。 「ジャイアンツに在籍した8年間、監督やコーチ、チームメイトに恵まれ、かけがえのない時間を過ごすことができました。何よりファンの皆さまには、どんな時でも温かく声援を送っていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。ケガが多く、リハビリでくじけそうになった自分に『待っているから』と、とてもありがたい言葉をかけていただいたことは忘れません。このたび、阪神タイガースに移籍することになりました。お世話になったジャイアンツの皆さまに恩返しができるよう、阪神タイガースの力になれるよう、目いっぱい腕を振っていきます。ジャイアンツファンの皆さま、8年間ありがとうございました」 巨人は昨年の現役ドラフトで阪神の馬場皐輔投手を獲得している。
東スポWEB