七回、二盗に失敗し左肩を痛めたたドジャース・大谷翔平（撮影・水島啓輔)

ワールドシリーズ第2戦（ドジャース4―2ヤンキース、ドジャース2勝、26日、ロサンゼルス）米大リーグのワールドシリーズ（WS＝7回戦制）はドジャースタジアムで第2戦が行われ、ドジャースがヤンキースに4―2で勝利し、2連勝。ドジャース・大谷翔平投手（30）が「1番・DH」で出場し、七回の走塁で左腕を負傷。試合後にデーブ・ロバーツ監督（52）は「左肩の亜脱臼」と症状を説明した。 【写真】デコピンを抱きかかえる大谷夫人の真美子さん 大谷は4―1の七回1死で迎えた第4打席に四球で出塁。続くベッツの打席で二盗を試みたが、失敗。その際のスライディングで左腕を負傷。しばらく起き上がれず左腕を伸ばせないままトレーナーとベンチへ引き揚げた。 指揮官は「今夜か明日に検査を受けて数日後に詳細が分かる予定。ただ筋肉の状態、可動域は良好だった。まだスキャン（MRI検査）を受けていないので推測ができない。ただ筋力、可動域が良好であるのは間違いなくプラス」と語り、早ければ28日（日本時間29日）にも検査結果が判明するとした。 第3戦以降の大谷の出場見通しに関しては「彼がそこ（ラインアップ）にいることを期待している」とし、大谷の打席が回っていた場合は交代していたかという問いには「そこまで考えていなかった。その状況に陥らなかったことはよかった」とした。