舞台は花の都・パリ、セントレジス大阪の「いちご食べ放題」が煌びやか
花の都・パリをイメージしてピンクでデコレーションされた『フレンチストロベリーアフタヌーンブッフェ パリス・イン・ピンク』が、現在「セント レジス ホテル 大阪」(大阪市中央区)で開催中だ。 【写真】シェフの「イチオシ」も、メニューの詳細 ■ 今年の大阪いちごブッフェは「多国籍揃い」 年明けから続々とスタートしているいちごブッフェは、もはやホテルブッフェの定番。どのホテルも毎年工夫を凝らしたスイーツはもちろん、テーマを設けたデコレーションにも力をいれている。2024年の大阪のホテルのいちごブッフェはほぼ出揃ったが、円安で海外旅行に行きにくくなったからか、国や都市をテーマにしたブッフェが目立っている。 そんななか「セント レジス ホテル 大阪」は、フランス・パリをテーマに、ピンクが印象的な空間に仕上げた。ただし、大掛かりな飾りは控えめに、デザートを丁寧に作ることに力を入れたとエグゼクティブ・ペストリーシェフの伊藤慎二さんは力を込める。 ■ まさかのセイボリーにも「いちご」を使用 用意されたストロベリースイーツは全25種。シェフがぜひ食べて欲しいと勧めるのは、京都の渋谷農園のブランドいちご「京の雫」を使った苺ショートだ。完熟いちごにこだわって出荷される新鮮な苺は、水分がたっぷり残っているためジューシーで香り高く、すっきりした甘さが特徴。人気のため入手は困難ながら、ケーキのなかだけでなく、上にもまるまる1個がのっていてしっかり味わえるのがうれしい。 「いちごを使ったムースやタルト、カヌレなどのフランス発祥のスイーツを中心に、苺抹茶大福や苺ミルク羊羹などの和の要素も入れて、お客さまの幅広い好みに対応できるようにしております。どうぞ全種類召し上がってください」と伊藤さん。 また、3種類ある温かいセイボリーにもいちごが使われており、例えば「苺とロブスターのピンクリゾット パルメザンチーズ」はロブスターの出汁が効いたリゾットに、いちごの酸味がプラスされてさっぱりといただけるといった具合で、全メニューでいちごが満喫できる内容になっている。 会場は、同ホテル1階のフレンチレストラン「ル・ドール」。期間は5月6日までで、時間は1月31日までは昼3時から夕方5時まで(2月1日以降は2部制)。料金は7500円(税サ込、子ども料金あり)。 取材・文・写真/太田浩子