【芦屋ボート(モーニング)一般】うまい整備で常盤海心が機力改善に成功
<6日・芦屋ボート・3日目> 【記者コラム・深堀慎一郎の興味慎々】 低実績機の頼りなさはどこへやら。常盤海心がじわじわと機力アップを果たしている。「最初はどうなることかと思ったけど、今なら回り足が軽快で、もう(機2連対率)22%の足ではないです」。3日目は6R1走で枠なりの2コース戦。冷静な差し切り勝ちを収めて、「うれしい~」と笑顔満開だった。 今節初戦の前のリング交換が大正解だった。「トルクを求めて換えて、それもなじんできたんだと思う」。若いながらも整備の指針はしっかりしており、「悪くないと思えば本体は触らない。それも整備の一つですから」。今回は、整備の必要性を感じてすぐに着手という好判断だった。 白星を挙げた直後の一瞬は18位に浮上したが、結局は20位で予選落ち。残り2日間は勝率確保に専念する。 ▼9R 4コース村越篤が機力に任せて一気に制圧なら、5コース常盤にも浮上のチャンスは大きい。4-5=全。 ▼12R 2コース下河誉史に大した足がないので次位は接戦模様。優出経験がない登みひ果も、今節の軽快な機力で5コースなら、次位争いに顔を出しても不思議はない。1-5=234。