プラモの達人おすすめ!年末年始にチャレンジしたい難易度ちょい高めのプラモデル
【達人のプラモ術<番外編>】 さてさて2023年もあっという間でしたね。皆様いかがお過ごしでしょうか? 年末年始はゆっくりと過ごしますという方も多いのではないかと思います。ならばここはひとつ、年末年始の時間を利用して、普段ならば手を出さないちょっと難易度高めのプラモの製作にチャレンジしてみるというのはいかがでしょうか? 【「1/12 アルファロメオ 8C 2300 ロードスター」のシンプルなコクピットと革張りシートの質感再現を見る】 ▼というワケで…イチオシは イタレリ 「1/12 アルファロメオ 8C 2300 ロードスター アルファロメオ110周年記念(日本語対訳付き組立説明書付属)(プラッツ扱い:2万5000円) 発売 :2023年 難易度:ちょっと高め お値段:ちょっと高め 満足度:かなり高め 注目度:1/12でかなり高め 入手度:まだ大丈夫
ありがとうイタレリ!
近年は、再販モデルは別にして、古き良き時代のビッグスケールクラシックカーの新製品はほとんどないんですよ。70年代にはバンダイがビッグスケールのクラシックカーシリーズをリリースしたりもしていたのですが、最近はすっかり絶滅危惧種になっています。 そんな中、気を吐いているのがイタレリで、今年2023年、1/12スケールでアルファロメオ「8C 2300」をキット化!さらに続けて「1/12 ブガッティ タイプ35B」と、フィアット「メフィストフェレ」をリリース! どうしたイタレリ? 大丈夫かイタレリ? ありがとうイタレリ! って感じです。今やイタレリはクラシックカー好きの希望の星になりました(笑)。 ▼「8C 2300」とは 新規にキット化されたのは、1931年4月にイタリアのアルファロメオが発表したスーパースポーツモデル「8C 2300」です。 アルファロメオの名設計者、ビットリオ・ヤーノの手になるこのマシンは、オールアルミ製直列8気筒DOHCエンジンを搭載。排気量は2336ccでルーツ式スーパーチャージャーを装備していました。 生産台数は188台と言われており、1931年から34年にかけてそれらのマシンはグランプリレースに参加、数々の勝利をあげています。「8C 2300」の“8C”は8気筒をあらわし、Cはイタリア語でシリンダーを意味する『チリンドリ』の頭文字。2300は排気量を表しています。 ▼キットについて イタリアの老舗模型メーカーイタレリが1/12でアルファロメオ「8C 2300」を詳細にモデル化。エンジンからシャシーフレームまでフルディテールで再現し、車内のインテリアをはじめ、ボンネット内部のエンジンも再現。もちろんボンネットは開閉可能で内部もエッチングパーツを使うことで精密作り込まれており、このモデルでは前後タイヤに取り付けられた特徴的なフェンダーやフロントのヘッドライト、ボディサイドに取り付けられたスペアタイヤ、ウインドシールドなど、ロードバージョンならではの装備もしっかりと再現し、当時の最先端技術で作られた構造を楽しめるカーモデルです。