外国籍児童の受け入れと目標設定のポイントを解説、行知学園が教員向けオンライン講座を提供
行知学園株式会社は、外国籍児童の増加に対応するための「外国籍生徒向け日本語教育講座」のオンライン提供を開始した。同講座は、教員が短時間で外国籍児童受け入れのポイントを学べるように設計している。 【画像】「外国人児童・生徒への教育」に関する調査 同講座では、外国籍児童やその保護者と接する中で、コミュニケーションの難しさを感じている教員を対象としており、外国籍児童の受け入れに必要な準備と目標設定、異文化理解を促進するトレーニングについて解説。日本語教育の基礎と、日本語教育の発音指導に関するポイントも紹介する。 講座時間は約90分で、オンデマンド視聴形式となっており、メールを通じて講師に質問できる。また、参加特典として、日本語教育の目標設定と課題抽出に使えるニーズ調査票、レディネス調査票フォーマットのダウンロードが可能だ。 行知学園が2024年9月に実施した調査によると、回答した教員の8割以上が「日本語教育について学びたい」と考えており、外国籍児童について約8割が「とても増えると思う(26.1%)」「やや増えると思う(59.0%)」と予測している。この結果を受けて、行知学園は短時間で教員可能なオンライン講座を開発した。 さらに、2024年12月23日に、株式会社小学館と共同で「外国籍生徒への教育」に関するオンラインセミナーを開催。同セミナーでは、児童の7割が外国籍というクラスを担任した元小学校教員の深見太一氏と、20年以上にわたり外国人への日本語教育に携わってきた福田佳与氏が具体的な指導方法や異文化コミュニケーションの実践について意見交換を行った。 同セミナーのアーカイブ動画は、2025年1月19日(日)の23時59分まで無料で視聴可能となっている。また、アーカイブ動画の視聴者にオンライン動画の半額クーポンを配布する。 講座の概要は、以下の通り。 講座時間:約90分 視聴形式:オンデマンド視聴 ※質問はメールにて受け付け 料金:2,200円(税込) 支払方法:クレジットカード ※アーカイブ視聴者に半額クーポン配布中 ※支払い完了後、翌営業日の営業時間内(9~18時)に視聴URLと付録データを送付
こどもとIT,編集部