照明にロウソクの使用はNG? 停電した時に「絶対取ってはいけない」行動
停電対策で大事なことは心の準備と使えるグッズ
自分がもし停電に遭ったらという想像を働かせるのが大事。自分の弱さを知って、防災に活かしましょう。 ・まずは自分の"弱み"を知ろう 自分がどういった非常時の環境に弱いのかを知っておくことが重要です。人の弱さは、十人十色です。暑さに弱い人、寒さに弱い人、空腹が耐えられない人、集団生活が苦手な人など。電気が使えなくなった時のことを想像して、自分が最も嫌だなと思うことを知っておきましょう。 ・弱みをカバーするアイテムを用意する 自分の弱みを知ったなら、次はそれをカバーする準備が大切です。防災リュックの中身を見直したり、いつ停電や災害が起こっても対処できるように、つねに持ち歩く用の防災ポーチを用意するのもいいですね。特にモバイルバッテリーは、弱みに関係なく持っておくと安心です。こまめに充電をして備えておきましょう。 ・どう行動するか心の準備をしておく 自分の弱みを知り、それに対しての備えができれば、あとは心の準備のみです。停電になっても焦らず、身の安全を守る行動をしてください。また昔から愛用しているブランケットやタオル、ぬいぐるみなど心が落ち着くものがあれば、それも立派な防災グッズです。心の安寧のために、万が一の時はそれらを持っていきましょう。
辻直美(国際災害レスキューナース)