<高校サッカー>決勝は浦和学院と正智深谷 浦学は西武台を破り37年ぶり2度目 正智は聖望学園を下し8年ぶり7度目 17日に埼玉スタジアムで激突
(第6日、10日・NACK5スタジアム大宮) 準決勝を行い、浦和学院と正智深谷がそれぞれ勝って決勝へ駒を進めた。決勝進出は、浦和学院が37年ぶり2度目、正智深谷が8年ぶり7度目。 準々決勝以降の組み合わせ【写真3枚】 浦和学院は西武台に1―0で勝利。前半7分にDF秋沢の右CKをFW橋本が頭で合わせると、今大会無失点の堅守で逃げ切った。正智深谷は聖望学園を1―0で下した。前半35分にDF鹿倉の右CKからゴール前のこぼれ球をFW小西が押し込み、粘り強く守り切った。 決勝は17日に行われ、初優勝を狙う浦和学院と8年ぶり4度目の頂点を目指す正智深谷が対戦する(午後2時5分・埼玉スタジアム)。 ▽準決勝 浦和学院 1 1―0 0―0 0 西武台 ▽得点者【浦】橋本 戦評…セットプレーから奪った1点を守り切った浦和学院が1―0で西武台に勝利した。 浦和学院は前半7分、DF秋沢のCKをFW橋本がニアで頭を合わせ先制点を奪った。後半は押し込まれる場面が増えたが、GK岡本を中心に体を張り無失点でしのいだ。西武台はボールを保持する時間を増やしサイドから好機をつくったが、崩しきれなかった。
▽準決勝 正智深谷 1 1―0 0―0 0 聖望学園 ▽得点者【正】小西 戦評…強度の高い守備でセットプレーからの1点を守り切った正智深谷が聖望学園を退けた。 正智深谷は序盤から相手の勢いを受けて守勢に回った。GK森の好セーブなどでゴールを守ると、0―0の前半35分にDF鹿倉の右CKからゴール前のこぼれ球をFW小西が押し込み、均衡を破った。聖望学園は前半にあった3度の決定機を決め切れず、流れを渡した。