旧車愛好家の「聖地」で眠る珍しい廃車 40選(前編) ジャンクヤード探訪記
サーブ99(1977年)
サーブ99(1968~1984年)は世界的にそれなりの成功を収め、50万台以上を販売したが、米国市場ではあまりヒットしなかった。米国ではニッチな車種と見なされ、安全性、耐久性、性能を重視する特定の購買層にのみ人気があった。 これは1977年型の個体は、ルーフにダメージがあるものの、驚くほどきれいで、ほとんど錆びていない。しかし、ご覧の通り、すぐに買って乗れるわけではない。
プリムス・フューリー・ステーションワゴン(1965年)
窓に書かれた日付から判断すると、この1965年型プリムス・フューリーIIIステーションワゴンは、筆者が訪れるちょうど1か月前の2023年8月にフレンチレイク・オートパーツに入庫したようだ。部品目当ての収集家たちが、ボンネット、フェンダー、ヘッドライトを外すのに時間はかからなかった。6人乗りと9人乗りのモデルが混在し、販売台数はわずか1万8477台だったため、部品の需要が高いのも頷ける。
AUTOCAR UK(執筆) 林汰久也(翻訳)