3Dプリンター住宅で宿泊体験 地震被害の能登で生活再建に光 50平方メートル1LDK
「みなし仮設住宅」の入居期間は、自宅が半壊以上の被害を受けた場合は原則2年間だ。奥能登は高齢化率が高く、資材価格の高騰などで住宅建設費の上振れ傾向が続く中、経済面から住宅再建が難しい被災者は少なくない。三百苅さんによると、3Dプリンター住宅の宿泊体験者のアンケートはおおむね好評だといい、「能登での暮らしを諦めなくて良い選択肢を提示できれば」と話す。
年内は毎週日曜日の正午~午後3時まで、無料内覧会を実施。今月11日から曜日限定で一般の宿泊予約も受け付けている。問い合わせは「のとのわ」(0120・111・872)。(木村さやか)