レトロすぎるムーンフェイズの「顔」がおもしろい! ラインナップ拡充のスピードがすごい「ミレジム」新作の魅力とは
●ダイヤル上にロマンを感じる神秘的なムーンフェイズ
スイスのジュネーブを拠点とする高級時計の「レイモンド ウェイル」から、ジュネーブ・ウォッチメイキング・グランプリ(GPHG)2023チャレンジ部門を受賞した、「ミレジム」コレクション初となる、ムーンフェイズ表示機能搭載モデルが登場しました。 【画像】全部オシャレじゃん! ミレジム新作を写真で見る(12枚) 時間と月には古来より密接な関係があり、月の満ち欠けや周期を基準に暦を確認していました。 人類がもっとも早く用いた暦法と考えられている太陰暦は、日本では1872年まで採用されており、中秋の名月や冬至、海外のイースターや旧正月などは、太陰暦を基準に定めらています。 現代社会において、月の満ち欠けである月相の情報は簡単に入手できますが、インターネットがない時代においては非常に貴重な情報源。しかし、月相はあくまで太陽光を反射して輝いて見える部分で情報を得ていたため、雨や曇りなどの天候が悪い日が続くと、正確な情報の入手が困難となります。
そんな天候に左右されやすい問題点を解決したのがムーンフェイズで、月の満ち欠けや位置の把握が重要な航海術などにおいては、非常に実用性の高いメカニズム。悪天候が続いて夜空に輝く月が見えなくても、手元で月の満ち欠けや位置を把握することができたのです。 新たに登場した「ミレジム ムーンフェイズ/ミレジム 35 ムーンフェイズ」は、そんな人類にとって貴重な情報源となった「時」と「月」に敬意を表したモデルで、ダイヤルの6時の位置にコレクション初となるムーンフェイズを表示。 描かれているハッピースマイリング ムーンフェイズは、置き時計・掛け時計の時代から継承されているデザインで、目で見て愉しむことができるアクセントとして好まれています。 月が描かれた回転ディスクで月の満ち欠け(月相)を示し、にっこりと笑った表情が印象的なハッピースマイリング ムーンフェイズは、職人が1点ずつ手作業で描きあげたレトロ感あふれるデザイン。時計を見た人に幸せな気分になってほしいという願いが込められています。 ケースサイズは近年の時計製造における潮流に沿った直径39.5mm、小径ケースが主流だった往時を彷彿とさせる直径35mmの2サイズをそれぞれ3モデル展開。ミニマルなバーインデックスの直径39.5mmモデルに対して、直径35mmモデルは小ぶりのダイヤルでも時間を読み取りやすい、アラビア数字のインデックスを採用しています。