高山善廣が頸髄完全損傷と闘いながら7年4ヶ月ぶりにリングに降臨!鈴木みのるとのシングルマッチが実施も決着は“いつか”にお預け!
ゴングが鳴ると、みのるが泣きながら「来いよ!この野郎!打ってこいよ!」と呼びかける。大・大・大・高山コールが起きる中、高山は必死に動こうとするも、それは叶わずボロボロと涙を流す。 みのるは「立てよ!立てねーのかよ!オメーが立てねーんだったら、この勝負お預けにしてやるよ。その代わりな、テメーが帰ってくるまでこのプロレス王の座でお前のことずっと待ってるからな!何が帝王だ!今のプロレス王はこの俺、鈴木みのるだ!悔しかったら立ち上がって俺の顔蹴飛ばしてみろ!この野郎!」と心の叫び。 ゴングが鳴らされ、この試合はノーコンテストに。みのるは「絶対に諦めんなよ!」と手を握りながらメッセージから深々と一礼。2人の決着はいつかの再戦時に持ち越しとなった。
その後はもう1度選手たちがリングに集合し、高山の「みんな、今日はありがとう!行くぞ、ノーフィアー!」の掛け声で5年ぶり3回目のTAKAYAMANIAは大団円を迎えた。 大会後、インタビューに応じた高山は「立てないのが悔しかった。……本当に、立ち上がりたかったけど、まだ無理だった。すごい悔しかったです」と目に涙を浮かべながらコメント。 久しぶりにリングに上がれたことについては「まだ、ちゃんと自分の足では降りてないんで。まだまだそれは叶わないんで。まずは、倒れてからずっと出来てなかった、上がって挨拶できたことは少しホッとしてます」と語り、いつかの復帰を誓った。