DeNAドラ1ルーキー度会隆輝が衝撃デビュー 中田翔&山川穂高は移籍後初ホームラン 開幕戦で新戦力が活躍
各球場で29日に開幕したプロ野球。早速、期待の新戦力たちが活躍しました。 【画像】スーパールーキー度会隆輝に“横浜熱狂” 開幕戦初ホームラン 京田陽太と喜びの抱擁
■ルーキーたちが躍動 DeNA・度会隆輝は衝撃弾 巨人・西舘勇陽も完璧リリーフ
1番ライトで開幕スタメンを勝ち取ったDeNAのドラフト1位ルーキー度会隆輝は衝撃デビュー。3点を追う3回、1アウト1、2塁で迎えたプロ2打席目。初球を振り抜くと打球はライトスタンドに入る同点スリーランホームラン。2024年シーズンのプロ野球第1号となる一発は、球団64年ぶりの新人開幕戦ホームランとなりました。 その後、ヒットを打つことはできませんでしたが、デビュー戦を4打数1安打1本塁打3打点で終えました。 また、同じルーキーの石上泰輝選手も8番ショートで先発出場し、プロ初安打を放ちました。 巨人では、1番センターで出場した佐々木俊輔選手と7回に登板した西舘勇陽投手が1軍デビューを果たしました。 2打席目にプロ初安打を記録した佐々木選手は、0対0の5回、1アウト3塁のチャンスで迎えた第3打席、ショートゴロを打つと、三塁ランナーの吉川尚輝選手がホームへ滑り込みセーフ。相手のフィルダースチョイスを誘いプロ初打点をマークしました。 ドラフト1位ルーキーの西舘選手は3点リードの7回に登板すると、阪神の坂本誠志郎選手からプロ初三振を奪うなど1回を三者凡退に抑え、プロ初ホールドを記録しました。
■「打って」「守って」移籍組が存在感示す
FAでソフトバンクに移籍した山川穂高選手は4番ファーストで先発出場。1対1で迎えた7回、オリックスの先発・宮城大弥投手から移籍後初ホームランとなる勝ち越し弾を放ち、チームの勝利に貢献しました。 巨人から移籍した中日の中田翔選手は、4番ファーストで先発出場。1対1の5回に迎えた第3打席、2球目を振り抜くと打球はレフトスタンドへ。一時、勝ち越しとなる一発を放ちました。
その中日との開幕戦で打撃と守備両方で観客を沸かせたのが、楽天からヤクルトに移籍してきた西川遥輝選手です。 2番でスタメン起用されると、8回の第5打席、ランナー2人を置いて右中間を抜くタイムリースリーベースヒットを放ちました。 さらに、9回の守備。ヤクルトが4点リードながら1アウト満塁のピンチになると、中田選手が放った打球は、西川選手が守るレフトへ大きな当たり。抜ければ走者一掃で3点を奪われる可能性がある場面で西川選手が必死のキャッチでアウトにしました。これが犠牲フライになり1点を返されますが、その後、ヤクルトが守り切り開幕戦を勝利で飾りました。 それ以外にも、1回を無失点で抑えた西武の甲斐野央投手、ロッテ戦との開幕戦で第1号を放ったレイエス選手など早くも新天地で活躍をみせています。 【主な新戦力選手の開幕戦成績】 ■度会隆輝(DeNA) 4打数1安打1本塁打3打点 ■石上泰輝(DeNA) 3打数1安打 ■西舘勇陽(巨人) 1回 被安打0 1奪三振 無失点 ■佐々木俊輔(巨人) 4打数1安打1打点 ■西川遥輝(ヤクルト) 4打数1安打3打点 ■中田翔(中日) 4打数2安打1本塁打2打点 ■山川穂高(ソフトバンク) 4打数1安打1本塁打1打点 ■甲斐野央(西武) 1回 被安打1 2奪三振 無失点 ■レイエス(日本ハム) 4打数2安打1本塁打1打点