春高バレー 昨年準優勝の福井工大福井が準々決勝で敗退 主将の山本快「去年の舞台に連れていきたかった」
「ジャパネット杯 春の高校バレー」第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会第3日(7日、東京体育館)男子準々決勝で、前回大会準優勝の福井工大福井(福井)は市尼崎(兵庫)にストレート負け。準決勝に進むことができなかった。 昨年決勝で涙を飲んだ福井工大福井は、ベスト8でまさかの敗退。世代ナンバーワンサウスポーの呼び声高い山本快主将(3年)は「最後に上がってきたトスを決めきれなかった。悔しいです」と吐露した。先輩と戦った昨年の準決勝を経て「今年は絶対に自分が去年の舞台に連れていきたかった」と高みを目指してきた。最後の春高を終え、今後は大学に進学してバレーを続けるという。「3年間何回もバレーボールが嫌になることがあったけど、ここまであきらめずにやってきてよかった」と涙ぐんだ。