ツインズが今夏ドラフト指名捕手を電撃解雇 マイナー公式戦で球種伝達の敗退行為と米報道
◆ 入団2ヶ月足らずの新人選手を解雇 現地時間12日、ミネソタ・ツインズは傘下1Aに所属するデレク・ベンダー捕手(21)の解雇を発表。『ESPN』のジェフ・パッサン記者はマイナー公式戦での敗退行為が原因であると報じた。 ベンダーは今季7月のドラフトでツインズ6巡目(全体188巡目)指名を受けて入団。9月6日に行われたダブルヘッダー2戦目、捕手を務めたベンダーは対戦チームの複数の打者に対し、自チーム投手の球種を伝達。最終的に相手チームが6対0で勝利して地区優勝が決定。ベンダーの所属チームはプレーオフ進出を逃す結果となった。 所属チームは、相手コーチ陣の報告によりベンダーの行為を認識。同記者は「ベンダーの積極的な球種伝達は相手打者たちを驚かせ、相手チームから不正を疑われる行為は無かった」と伝えており、両チームの関与する八百長ではなく、ベンダー個人による敗退行為だったと見られている。 ベンダーは大学時代の3シーズン、144試合で打率.326、32本塁打、153打点をマークするも、プロ入り後は19試合で打率.200、2本塁打、8打点と苦戦。同記者の調べによると、以前ベンダーはチームメイトに対し「早くシーズンが終わってほしい」と心境を漏らしていた。
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