投資銀行センタービューが選択肢にオープンか、昨年好業績-WSJ
(ブルームバーグ): 合併・買収(M&A)のアドバイザリー業務などを行うブティック(専門特化型)投資銀行、センタービュー・パートナーズの共同創業者ブレア・エフロン氏は、同社が株式売却の可能性や外部投資家の受け入れを検討する可能性があると示唆した。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が報じた。
センタービューに最近、大口投資家が関心を寄せていると、同紙は5日、複数の関係者の話として伝えた。取引には外部投資家への株式売却や株式公開が含まれる可能性があるという。
エフロン氏は「私は会社が十分に広大なものになり、環境に関係なく十分に安定するまで、マネタイズについては考えたくなかった」と同紙に発言。「その心配はもうないと安心している」と述べた。
同じく共同創業者のロバート・プルザン氏は「高いハードルになるだろう」と語ったとも、同紙は伝えた。
エフロン、プルザン両氏はいずれも近い将来の合意成立を保証するものではないと指摘した。
WSJによれば、センタービューの2024年の収入は約19億ドル(約3000億円)と、前年の15億ドルから増加した。
原題:Centerview May Be Open to Options After a Record Year, WSJ Says(抜粋)
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Valentine Baldassari