「国際試合」に強いのは誰か…『プレミア12』で2連勝!ガチな野球ファンが注目する”意外な視点”
メジャーリーガー不在の大会
15日夜、『世界野球プレミア12』の「日本vs.韓国」が行われ、侍ジャパンが6-3で逆転勝利した。初戦のオーストラリア戦に続けての白星で、1次ラウンド突破に向けて前進した。 【写真】す、すけている…全米も絶賛!大谷翔平の妻・真美子さん「衝撃のドレス姿」 同大会は世界野球ソフトボール連盟(WBSC)が4年に1度開催する国や地域の対抗戦。WBSC世界野球ランキングに基づいた12ヵ国が出場し、日本代表の侍ジャパンは前回大会に続く連覇が期待されている。 野球の世界大会と言えば最もメジャーなのは2023年に侍ジャパンが3度目の優勝を飾ったWBC(World Baseball Classic)だろう。こちらはMLB(メジャーリーグベースボール機構)とMLB選手会が主催する大会で前回出場国と予選突破した20チームが出場し、多くのメジャーリーガーが参加する。 プレミア12とWBCの明確な違いは開催時期であり、前者がシーズン終了後の秋、後者がシーズン開始前の春。そのためシーズンの激闘を終えたばかりのプレミア12は若手中心のメンバーになりやすく、メジャーリーガーはほぼ出場しない。 主催の違いに加えて、シーズンの疲労やケガ、次年度へのリスク回避の意味も含め、「プレミア12が真の世界一決定戦とは言いづらい」ことはすでに多くの人々が知っている。実際、侍ジャパンに日本人メジャーリーガーはおらず、国内のNPB(日本野球機構)でも2023年WBC優勝メンバーのスワローズ・村上宗隆、ジャイアンツ・岡本和真、ファイターズ・伊藤大海が出場辞退した。 それでもWBCに次ぐ国際大会であり、侍ジャパンの試合は全てゴールデンタイムで生中継されるのだが、大会前からネット上には盛り上がりを疑問視する声が目立つ。最近までMLB最高峰のワールドシリーズを見て、大谷翔平らの活躍に熱狂したばかりだけにそんな声があがるのも無理はないかもしれない。 ワールドシリーズ終了後から、いまだに「大谷ロス」の声もあがる中、メジャーリーグの戦いに慣れた日本人はプレミア12に熱狂するのだろうか。