【立川競輪・東京スポーツ杯】荒木貴大が治田知也の先行に乗って優勝!「S級では僕ができるように」
立川競輪F2「東京スポーツ杯」は10日、最終日を行った。12RのA級決勝は荒木貴大(31=埼玉)が治田知也の先行に乗り、今年8回目の優勝を飾った。 4車結束の九州勢に対し、治田は関東2車ながら敢然と立ち向かった。治田は「2日間、情けないレースをしていたので」と前受けから突っ張り先行。荒木は「全部突っ張ってくれましたね。出られたら引っかかったところで粘って、とも話してはいたんですが」と奮迅の治田の走りに感動し、「S級では自分があの走りをできるように」と高ぶるものを抑えきれなかった。 30歳になった時に「このままA級で終わるのか…と焦りが生まれた」と練習に関しても、決意を一新してS級挑戦に向かってきた。約2か月後に迫る勝負の時を前に、関東の後輩がくれた大きな檄となった。
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