地上と上空の光のコラボも 神戸・メリケンパークの光の祭典「メヤメヤ」2023始まる
神戸市中央区のメリケンパークで20日、冬期限定のライトフェスティバル「メリケンパークの夜に瞬間(とき)めく『メヤメヤ』2023」が始まりました。
このイベントは、メリケンパークを含む神戸ウォーターフロントににぎわいをもたらすことを目的に一昨年から開催されており、今回で3回目となります。
20日午後5時半ごろ、メリケンパークの様々なところでイルミネーションが点灯しました。 パーク内には、海洋博物館の屋根にイルミを配した「Cosmic Frame(コズミックフレーム)」や、架空の灯台エリアの「Moto Moto(モトモト)」など、趣向を凝らしたイルミネーションポイントが配置されています。
訪れた人々は、様々なポイントで踊るように強弱をつけながら点灯する光を見つめたり、スマホのレンズを向けて撮影したりしていました。 キッチンカーや飲食ブースが軒を連ね、イスとテーブルも配置された「Pecha Kucha Zone(ペチャクチャゾーン)」では、灘五郷酒所も出展し、灘の日本酒などを提供。来場者を楽しませていました。
イルミネーション点灯30分後には、メリケンパーク内で音に合わせてパーク内各所のイルミネーションが同期して動き始めました。 30分に1回の頻度で行われる5分間の光のイベント「VIEW」です。上空には、多数のドローンが飛来。直方体や渦状の形や「メヤメヤ」といった文字を光で描き出しました。 なお、地上のイルミネーションと上空のドローンによる「光の共演」が行われる頻度は特に決まっていない様子で、午後6時半の「VIEW」では地上のイルミネーションのみでした。
開催期間は20日から29日までの10日間。時間は午後5時半から午後9時5分まで。入場料は無料となっています。 (取材・文:具志堅浩二)