【住之江ボート SGグランプリ】平本真之1回戦を逃げて満面の笑み「インが苦手だったので」
ボートレース住之江のSG「第39回グランプリ」は17日に開幕。初日は賞金7~18位の12選手によりトライアル1st1回戦が11、12Rで行われた。 トライアル1st初戦の1回戦11Rは、1号艇の平本真之(40=愛知)がインから押し切って制した。ピットに引き揚げると大きくガッツポーズ。「あーよかった。かなりホッとしています。最近、イン戦が苦手だったので。ここは絶対に勝たないといけないと思っていたので、気持ち的には楽になりました。それが正直なところ」と笑顔で振り返った。 ただ、仕上がりは16日の前検と変わることなく劣勢。「関(浩哉)君や河合(佑樹)とか足がいい人と比べると分が悪い。(佐藤)翼君にも足合わせで凄くやられた。トライアルの中だと物足りない。ターン出口の進みも甘いし競ったら不安」と課題は山積みしている。 枠番抽選の結果、18日のトライアル1st2回戦は11R3号艇に決定した。「伸びに寄せるとか、ターンの方に寄せるとか、プロペラ調整をいろいろ試してみたい。エンジン本体の方も、何かしらの部品交換を考えます」。トライアル1st最終戦となる2回戦に向け、飽くなき挑戦を続ける。