小池都知事が定例会見7月13日(全文1)倉敷市に乳児用液体ミルク2000個提供
アーティストに対しての賞を創設
次にこちらのほうもがらりと変わるテーマでありますけれども、アーティストに対しての賞を創設するというものであります。2020年、そしてさらにその先を見据えて、海外での活動に意欲を持つ中堅のアーティストを育てようというものでございまして、そこで新たな現代美術の賞を創設しようというものであります。賞の名称でありますけれどもTokyo Contemporary Art Awardと片仮名ばかりが並びましたけれども、他の多くの現代美術の賞のような新進気鋭の若手アーティストへの支援を対象としたものとはちょっと異なりまして、ある程度、実績のある中堅アーティストの方々がさらにその上をいくステップアップを図る。それから日本のみならず海外でも舞台にして活躍できる後押しができる、そのような賞にしてまいりたいと考えております。 特徴的な点が2点。1点目は作品だけでなくて、そのアーティストのポテンシャルを総合的に勘案する審査方法を取ってまいります。具体的には審査員がアーティストと直接会って、またアトリエを訪問したり、実際に作品を制作している様子であるとか、作品にかける思いや、海外で活躍する意欲がありやなしやなどについても評価して審査をしていくというものであります。ただ作品を見て、はい、この人にしようというものではない。 で、一時的な表彰にとどまらずに受賞者に対しての継続的な支援を行うという点がポイントの1つであります。具体的には海外における制作活動のために必要な費用の負担や助言などを行って、最終的には東京都現代美術館で受賞アーティストの作品の展覧会を開催するまで2年間、支援を行うということでございます。このような長期的なサポートを行うことによって受賞者のポテンシャルをさらに伸ばすと。【******(音飛び) 00:17:48】の向上も図っていくということであります。公募の期間ですけど7月17日から8月23日までが受け付けとなります。ぜひ意欲のあるアーティストの皆さんに応募していただきたい、このように考えております。