料理家・栗原はるみさんが「気持ちを込めてお正月のために準備すること」
クリスマスを過ぎたころから少しずつ、お正月の準備を始めるという栗原さん。 年末のうちに、お正月飾りや器、小物など、用意しておきたいものがたくさんありますよね。 雑誌『栗原はるみ』2023年1月号の別冊『おいしすぎる、おせち』より、 新年を迎えるためにやっておきたいことを、3つご紹介します。 【画像】まねしたい!栗原さんの素敵なお正月飾り
準備1 塗りの台に白木でできた鏡餅を玄関飾りに
家族だけでなくお客さまを迎える玄関は、とくに気持ちを込めて飾ります。 お正月にぴったりの朱塗りの台を置いたら、そこに白木でできた鏡餅を。 以前は本物の鏡餅を供えていましたが、時間が経つとひびが入ったりして残念な気持ちになるので、最近はこちらを置いています。 白木の清々しさがあり、一緒に飾ったグリーンともよく合います。
準備2 おせちや新年の食卓のお飾りに気持ちを込めて
茶色い料理が多いおせちに華を添えるのが、緑の葉や実。 私は、笹、もみじ、松、南天、すだちなど、数種類を用意します。 おめでたいいわれもあるので、お正月飾りには欠かせません。 また、水に強く丈夫な和紙や懐紙はとても重宝します。折敷などとして使ってもいいですし、紅白の水引と組み合わせるだけで、新年を迎える食卓に変わります。
準備3 折るだけの手作りはし袋に家族の名前を書いて
12月に入ると、店はお正月を祝うための小物であふれます。 おめでたい柄のはし袋を買ってもいいと思いますが、私は朱い線で縁取られた懐紙で手作りします。 折り方は簡単です。懐紙の短辺を三等分に折り、片端を裏側に少し折り曲げるだけ。 元日の朝に家族一人一人の名前を、心を込めて書きます。「よい一年を」という願いが届きますように。 年末年始のおもてなし料理のレシピ、お餅のレシピも盛りだくさんの、雑誌『栗原はるみ』6号は、絶賛発売中です。 ぜひご覧ください! 構成/『栗原はるみ』編集部