サバレンカが5年越しの3連覇に向けた挑戦をスタート、ベスト16が出揃う [武漢オープン/テニス]
サバレンカが5年越しの3連覇に向けた挑戦をスタート、ベスト16が出揃う [武漢オープン/テニス]
5年ぶりの開催となるWTAツアー公式戦「Dongfeng Voyah武漢オープン」(WTA1000/中国・湖北省武漢/10月7~13日/賞金総額322万1715ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)がカテリーナ・シニアコバ(チェコ)を6-4 6-4で下し、5年越しのタイトル防衛に向けた挑戦をスタートした。 ~Dongfeng Voyah武漢オープンで初戦を突破した2018年&19年大会チャンピオンのサバレンカ選手~ 上位8シードは1回戦がBYEで免除されており、サバレンカはこの試合が初戦だった。過去プレーした2018年と19年に2連覇を達成していたサバレンカは、同大会での戦績を13勝0敗とした。 両セットとも先にリードしたサバレンカはその直後にブレークバックを許したが、2セットともに5-4から相手のサービスゲームを破って1時間34分で今季のマッチ50勝目を挙げた。 サバレンカは次のラウンドで、第15シードのドナ・ベキッチ(クロアチア)を6-4 3-6 6-4で破って勝ち上がったユリア・プティンセバ(カザフスタン)と対戦する。 この日初戦に臨んだサバレンカ以外の上位シード勢は第2シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)、第3シードのジャスミン・パオリーニ(イタリア)、第4シードのココ・ガウフ(アメリカ)、第5シードのジェン・チンウェン(中国)、第8シードのダリア・カサキナ(ロシア)が3回戦に駒を進めたが、第6シードのエマ・ナバーロ(アメリカ)と第7シードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)は敗れた。 マグダレナ・フレッヒ(ポーランド)がナバーロを6-4 3-6 6-3で振りきり、予選勝者のヘイリー・バティスト(アメリカ)はクレイチコバを6-3 7-5で倒してそれぞれシードダウンを演じた。 そのほかの試合では第9シードのベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)、第13シードのマルタ・コスチュク(ウクライナ)、レイラ・フェルナンデス(カナダ)、エカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)、マグダ・リネッテ(ポーランド)、ワン・シンユー(中国)、ラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のエリカ・アンドレエワ(ロシア)が勝ち上がり、ベスト16が出揃った。 第10シードのアンナ・カリンスカヤ(ロシア)が同胞のアレクサンドロワに4-6 7-6(2) 1-6で、第16シードのミルラ・アンドレエワ(ロシア)は姉妹対決で姉のエリカに3-6 1-6で敗れ、それぞれ2回戦でシードダウンを喫した。 3回戦ではペグラがワンと、パオリーニがアンドレエワと、ガウフがコスチュクと、ジェンがフェルナンデスと、カサキナがリネッテと、アダッド マイアがフレッヒと、アレクサンドロワはバティストと顔を合わせる。
テニスマガジン編集部