【プレミア12】阪神・才木浩人が7奪三振の圧巻投球「いい登板になりました」
国際大会「第3回プレミア12」で連覇を狙う野球日本代表「侍ジャパン」に選出された阪神・才木浩人投手(26)が、9日の強化試合・チェコ戦(バンテリン)に2番手で登板。4回から3イニングを投げて、打者9人を相手に完全投球を披露した。初の日本代表のマウンドとなったが、「思ったより緊張しなくて、いつも通りな感じでマウンドに入れたのでよかったです」と安堵の表情を見せた。 CSファーストステージ第1戦(10月12日、甲子園)以来となる実戦登板となったが、7三振を奪うなど圧巻の投球。「久々の実戦だったので、どんどん思い切って投げていこうと思った結果、すごくいいピッチングができました。(コンディションも)全然問題なく、坂倉(捕手)とも話しながらできたと思います」と笑顔で振り返った。 なかでも6回は先頭のエスカラを見逃し三振、巨人の育成外野手・フルプを空振り三振、さらにはチェルベシカを空振り三振。最速150キロ中盤の直球や、キレのあるフォークで三者三振に切って取った。「真っすぐで押すとこ押せたり、フォーク投げたり。いろんなことができたのでいい登板になりました」。 13日のオーストラリア戦(バンテリン)から本戦が始まる。「真っすぐの走りもよかったですし、ファールや空振りも取れたので。そこはいい感じかなと思うので、しっかり調整して本戦に合わせれたらと思います」と意気込んだ。
東スポWEB