フリーアナ吉田明世、親だから…ってあきらめない、チャレンジし続ける理由とは
現在、5歳の女の子と3歳の男の子のきょうだい育児に奮闘中のフリーアナウンサーの吉田明世さん。新年度の始まりとともに、新しいことにチャレンジした経験について聞きました。育児エッセイ第47回です。 【画像】生まれたばかりの第二子を抱っこする吉田アナ
もはや資格ホリック?
新年度がスタートし数日が経ちましたが、みなさま、いかがお過ごしでしょうか? 年度が変わると、気持ちも心機一転、今年度は何か新しいことにチャレンジしようかな? と思われている方もいらっしゃるかもしれません。 私はというと、先月、長い間掲げていたある目標を無事に達成いたしました。 それは…ピラティスのインストラクターの資格取得! 最近以前よりも目にする機会が多くなったピラティスですが、私が初めて出会ったのは息子が生まれてすぐの2021年2月。それまで運動は割と得意だったものの、とにかく面倒くさがりな性格ゆえに、疲れることからはとことん避けてきた人生で、運動を習慣にできるようなタイプではありませんでした。 そんな私が、何カ月かピラティスを続けるうちに、やらない方が調子が悪いと感じるまでに変化したのです!週に一度、自分の身体の動きに集中する時間を持つことで、日々の忙しさから解放され、心も身体も健やかになっていく実感があり、それはとても新鮮な出来事でした。 でも、当時娘は3歳、息子に至っては生後2カ月。体調の問題などもあり、事前に入れていた予約をキャンセルしなければならないなんてことはよくありました。(育児あるあるですよね) ピラティスを習慣にしたいのになかなか思うようにいかない…そんなモヤモヤを抱える中で思い至ったのが、『できぬなら、できるようになろう、ピラティスインストラクター!』そうです! ピラティスインストラクターの資格取得でした。 流石にこれには周りも驚いたようで、「好きだからと言って資格まで取る必要があるのか」「どこを目指しているの?」「もはや資格ホリックだよね」などいろいろなことを言われましたが、昔から、これだ! と思ったことには猪突猛進タイプの私。自分の興味あることは学ばずにはいられない性格なのです。その結果、娘を妊娠している時に保育士資格、出産後は絵本専門士の資格と、むしろ母になった後の方が意欲的に学んでいるかもしれません。(夫には「君はやりたい! と思ったことは止められないタイプだからね…」と呆れられています。笑) もちろん、ピラティスに関してはアナウンサーの仕事とは方向性が異なるため、資格取得にあたって家族に負担をかけないよう、「土日はやらない」「課題の時間も平日にこなす」というルールを自分の中で決め、2022年10月にインストラクター資格取得への道のりがスタートしました。そうして、「資格を取るにしても今このタイミングではなかった…」と何度も弱音を吐きながらも、計600時間の課題をこなし、1年半かけてなんとか取得することができました。