クレカでの家賃支払い、センチュリー21が開始 JCBらと協業
センチュリー21フランチャイズ加盟店で、クレジットカードによる家賃支払いの受付が順次開始される。センチュリー21・ジャパン、ジェーシービー(JCB)など4社の協業によるもので、JCBブランドのほか、Visa、Mastercard、American Express、Diners Clubのクレジットカードが利用できる。 【この記事に関する別の画像を見る】 センチュリー21・ジャパン、JCB、SBペイメントサービス、新日本信用保証が、賃貸物件の家賃のクレジットカード決済に向けた協業を開始し、センチュリー21フランチャイズ加盟店で順次対応する。 利用の流れは、入居希望者が加盟店への賃貸借契約申し込み時に、新日本信用保証を家賃保証会社として指定。審査の通過後、メールに記載されたリンク先から入居希望者がクレジットカード情報を登録する。入居後、毎月の家賃保証料と家賃の合算額がクレジットカードで決済される。 家賃支払いによりクレジットカード決済によるポイントが貯められる。また、海外国籍の人など、連帯保証人の設定が難しい場合でも、新日本信用保証を保証会社に指定のうえ、クレジットカード決済を選択することで、審査の申し込みができる。 現在の「家賃・管理費」の支払い方法は、口座からの自動引落しが51%、現金が20%、クレジットカードが15%、その他現金以外が13%(「NIRA総合研究開発機構キャッシュレス決済実態調査2023(速報)」)と、クレジットカード決済のシェアは低い。クレジットカード決済が広まらない代表的な課題として、家賃の保証会社が介在する、賃貸契約ならではの契約構成があるという。 課題解決に向け、家賃の保証会社である新日本信用保証を含んだ協業体制を構築。賃貸契約ならではの契約構成であってもクレジットカード決済を導入できる準備を整えた。
Impress Watch,加藤綾