契約交渉が停滞気味のデ・ヨング 冬の移籍市場で以前チーム間合意に至ったクラブへ加入か
テン・ハーグが望む移籍
マンチェスター・ユナイテッドは、1月の移籍市場で現在契約交渉が停滞しているフレンキー・デ・ヨングの獲得を狙っており、デ・ヨングはバルセロナから納得の契約が提示されない場合や財政の問題でチームから追い出された場合にのみ移籍を決断するかもしれない。 『Diario Sport』によると、マンUはデ・ヨングを5000万ポンドで獲得することを望んでおり、エリック・テン・ハーグはチームの立て直しを求め、中盤に欠けている創造性を同選手の獲得で補いたい考えだという。 2022年の夏の移籍市場では、バルセロナとマンUの間でクラブ間合意まで至ったが、個人契約の交渉でデ・ヨングは残留を希望し、オファーを拒否した。しかし、2年経った今でもテン・ハーグ監督は諦めておらず、バルセロナが移籍金を欲してデ・ヨングを追い出した時を虎視眈々と狙っているようだ。 しかし、デ・ヨングは依然としてバルセロナ残留を希望しており、マンUもクラブ加入を望まない選手へのアプローチに固執するのは2年前の二の舞になってしまうように思える。クラブの新経営陣が本当にテン・ハーグの望む27歳オランダ代表に資金を捻出し、アプローチすべきなのか疑問が残る。とはいえバルセロナの財政難を考えると十分可能性のある移籍と考えられ、今後の動向から目が離せない。
構成/ザ・ワールド編集部