「頭のいい子はやっている」東大生も実践する、子どもの成績が劇的に変わる“習慣”
なぜ、勉強しても成績が上がらないのか?
「毎日コツコツ勉強しているのに、成績が伸び悩んでいる…」 実は、ただ闇雲に勉強するだけでは、成績向上は難しいのです。 【画像で見る】子どもがこんなノートを取っていたらヤバい! 「成績がよくなるノートの取り方」とは… 偏差値35から見事東大に合格した西岡壱誠さんによると、勉強したあとに1日の学習内容を「振り返る」ことで、改善点を見つけ、効率的に勉強をすることができるようになるのだそう。 そこで今回は、西岡さんの著書『東大モチベーション 勉強のやる気がすぐ起きて→ずっと続く方法』(かんき出版)から、勉強の振り返りにオススメの「振り返りノート」について解説している箇所を一部抜粋し、ご紹介いたします。
【振り返りノートを作ろう】目標達成できたかをチェックしよう!
勉強したあと、一番やってはいけないことをお話しします。 それは、やりっぱなしにすることです。 質問します。昨日何時間勉強しましたか? たとえば、3時間勉強したとしましょう。 その3時間、きちんと集中して勉強できましたか? 次の三つのうち、どれに当てはまりますか? A 3時間以上の効果があった! B 時間相応に、3時間分くらいの効果があったと思う。 C 3時間かかったけれど、2時間程度で終わらせられる内容だったかも……。 Aだったら、この調子でがんばろう! となります。 Bだったら、まあいいと思いますが、さらに効果を上げるためにはどうしたらいいか? を考える必要があるかもしれません。 Cだったら、何がいけなかったのかを見つける必要があります。 と、こんな風に振り返ると、見えてくるものは人それぞれですよね。 やって終わり! だと、よかったこと、改善しないといけないことなどは見えてきません。つまり、次に活かすことができないので、勉強は一向に効率化しません。 できるのなら、効率的な勉強が望ましいです。みなさんだって、短い時間で結果が出せるなら、それに越したことはないですよね? ここでオススメが、振り返りノートを作ることです。 目標と目的の整理ができていれば、目標がどれくらいの割合達成できたのかを確認し、目的が果たせたのか、もしくは果たせなかったのかを確認することができます。 「ああ、この問題集30ページが目標で、あと3ページだったな」 「目的としていたこの分野の復習はできたかな」 と、整理できるはずです。 それを振り返って、「次にどう活かすのか」を考えていくということができるでしょう。