たき火シーズン到来! 一酸化炭素中毒予防に役立つ「一酸化炭素チェッカー・警報器」のおすすめ3選【2024年10月版】
夜の気温が下がり、たき火が気持ちいいシーズンになってきましたが、気を付けなければいけないのが一酸化炭素中毒です。 【画像】 空気中の一酸化炭素(CO)濃度と中毒症状 テントの前でBBQをしていたらテント内の子どもが一酸化炭素中毒になったケースや、車中泊で使っていた発電機が原因となった事例もあり、テントを密閉していない場合や火を使用していない場合でも十分な注意が必要です。 しかし、一酸化炭素は無色かつ無味無臭で対策や注意が十分なのか自分では判断しきれないのも事実。そんな時に役立つのが「一酸化炭素チェッカー」や「一酸化炭素警報器」です。 一酸化炭素チェッカーがあれば現在のおおよその一酸化炭素濃度が分かるため判断の目安にでき、一酸化炭素警報器があれば危険な濃度になる前にアラートしてくれます。 ここでは「一酸化炭素チェッカー・警報器」のおすすめ製品3選を紹介します。
危険な一酸化炭素濃度の目安
日本ガス石油機器工業会が公開している「空気中の一酸化炭素(CO)濃度と中毒症状」によると、一酸化炭素はきわめて強い毒性を持っており、空気中の一酸化炭素濃度が0.02%(200ppm)の時点で2~3時間内に軽い頭痛といった症状が現れる可能性があるとのことです。 濃度が0.08%(800ppm)になると、45分で頭痛、めまい、吐気、2時間で失神の可能性と一気に症状が重くなってきます。 また0.01%(100ppm)であっても幼児などの場合は、数時間でけいれんを起こすこともあるようです。 一酸化炭素チェッカーや警報器で、危険な濃度にならないように注意しつつ、それらの機器をあてにし過ぎずに定期的な換気などを行い、安全にレジャーを楽しめるようしたいところです。
一酸化炭素警報器のおすすめ:新コスモス電機 プラシオ
日本で業界トップクラスのガス警報器メーカーである「新コスモス電機」の「プラシオ」は、一酸化炭素検知機能付きの火災警報器です。 もともとは住宅用の火災警報器ですが、重量が190gと軽くバッテリー駆動できるので、キャンプや車中泊の際の一酸化炭素警報器としての利用が多い商品でもあります。 また、このジャンルの商品は信頼できる国産メーカーの製品が少ないことも、国産メーカーの新コスモス電機の住宅用警報器を持ち出す理由のひとつになっています。 100ppm以上の一酸化炭素濃度を検知すると煙センサーの感度を標準感度から自動的に2倍に感度変化する機能があり、危険な濃度になる前にしっかりとアラートしてくれます。 熱中症になりやすい環境やインフルエンザウイルスが繁殖しやすい乾燥した環境をアラートする機能を備えた「プラシオ 快適ウォッチ」も用意されており、自宅とキャンプなどで併用する場合はこちらのモデルもおすすめです。