SKE48卒業からソロアイドルへ江籠裕奈「続けてきたことで、アイドルをやる意味が見えてきた」
ソロになってよかったこと
――ソロになって、よかったなと思ったことは? 江籠 一人じゃないとできない活動ができていることかな。どれも楽しい活動ばかりです。卒業してからも充実しています。といっても、家での仕事が増えたんですけど。歌詞を書いたり、いろいろな確認作業をしたり。 ――まさかパソコンを使って? 江籠 いや、スマホです。パソコンは学校の授業でしか触ったことがないです(笑)。 ――グループで活動していると、2日先の予定がわからなかったりするじゃないですか。ソロになってからはどうですか? 江籠 先々の予定が見えるようになりました。行きたいライブに申し込めるようになったのが大きな変化です。今までは申し込みさえできなかったんです。ライブ会場での私は完全にプライベートなので、ファンの方がもし見かけたとしても「話し掛けないでください」と言ってあります(笑)。 ――卒業後も拠点は名古屋ですよね。 江籠 はい。名古屋が好きなんですよね。関わってくれるスタッフさんは、「名古屋出身の人が頑張っているのがうれしい」と言ってくれます。ファンの方もそういう気持ちがあるのかもしれません。それに、私のことをよく知っているスタッフさんとお仕事をしたかったんです。 ――SKE48のメンバーとはよく会いますか? 江籠 はい。事務所が同じですから。卒業してから距離が遠くなったとも感じていません。 ――プロデューサー江籠裕奈から見て、ソロアイドル江籠裕奈のいいところって何ですか? 江籠 えー、何だろう? 頑張っているとは思いますけど……そのときに最大限かわいいことじゃないですか(笑)。 ◎PROFILE 2000年3月29日生まれ、愛知県出身。2011年に5期生としてSKE48に加入。2023年12月にSKE48を卒業。以降は名古屋を拠点にソロアイドルとして活動。2024年1月1日にファンクラブ「ないしょばなし」を開設。3月には卒業後初のシングル『はじまる』をリリースし、オリコン週間シングルランキング14位を獲得。10月30日にはソロアルバム『Believer』をリリースした。
犬飼 華