今だからこそ観たい、パントマイムの魅力とは? が~まるちょば来広
1月25日(土)にJMSアステールプラザにて、『が~まるちょば シネマティック・コメディー JAPAN TOUR 2025 ~Everybody hates MIME~』が上演される。 【画像】その他の写真 今回、が~まるちょばは「Everybody hates MIME(みんなパントマイムが大嫌い)」という挑発的なタイトルを掲げて来広する。 が~まるちょばを知っている方の多くは、SNSに掲載されているショートパフォーマンスのイメージを持つ人が多いのではないだろうか。しかし、彼のパフォーマンスの魅力はそれだけではない。 パントマイムは、演じているという点ではストレートプレイと同様で、ストーリーも存在している。今回の舞台構成として、前半はショートスケッチ・パフォーマンスという、いわゆる多くの人が知る彼のパフォーマンスを間近で観劇することができる。しかし本公演の後半では、1時間弱のストーリーものを上演する予定だ。 パントマイムの大きな特徴は、まずノンバーバルであるということ。言葉がない舞台を目撃すると、いかに私たちが言葉に縛られているかということに気付くだろう。難しいセリフが分からない小さな子どもから早口が聞き取りにくい方まで、年齢・言語能力に関係なく楽しめることもパントマイムの大きな魅力だ。 また、もうひとつの特徴である舞台セットの不在も、観客の想像力を掻き立てる装置にほかならない。 が~まるちょば氏は以下のように語る。 「何を想像するかは、見る人によって違っても構いません。同じ舞台を見た人でも、ある人は笑い、ある人は涙することもある。自由に想像できるのが面白いところですし、他の芸術にはない魅力なのだと思います」 あるところでは、パントマイムがつまらないものの代名詞として扱われることもあるという。それに対する投げかけとして、「Everybody hates MIME」というタイトルが効いてくる。 「まずは、見てくれと。『みんな大嫌いなパントマイムって、果たして本当にそうなのか?』というところのタイトルです。 とにかく舞台に足を運んで、自分の目で見てほしい。誰かが切り取った画面ではなく、自分の目で目撃して、心を動かしてほしいと思っています」 今回、が~まるちょばは2022年以来の来広となる。パントマイムが好きな人はもちろん、お芝居が好きな人、舞台に足を運ぶ習慣のある人にも、この機会にぜひ見てもらいたい。 が~まるちょば シネマティック・コメディー JAPAN TOUR 2025 ~Everybody hates MIME~ 広島公演 1月25日(土)16:30開演 広島JMSアステールプラザ 大ホール