最速157キロ右腕、阪神と合意か メッツ3Aで藤浪と同僚のデュプランティア 米記者伝える「阪神で出場機会を求めて自由契約」
ドジャース傘下3Aなどに在籍したジョン・デュプランティア投手(30)が来季は阪神でプレーする、と16日(日本時間17日)、大リーグ公式サイトのアダム・マッカルビー記者が自身のXで伝えた。 193センチ、103キロの右腕、デュプランティアは名門ライス大をへて16年ドラフト3巡目でダイヤモンドバックスに入団。19年にメジャーデビューし、先発とリリーフを兼任したが、定着できずに21年6月13日の登板を最後にメジャーの舞台から遠ざかっていた。メジャー通算成績は19登板(7先発)、1勝4敗、防御率6・70。 持ち球は最速157・5キロ、平均153キロのフォーシームを軸に130キロ台のチェンジアップ、スライダー、ナックルカーブ、カットボールを投げる。今季はメッツ傘下3Aで開幕を迎え、元阪神の藤浪ととも救援投手の役割を担った。8月に戦力外となり、ドジャースへ移籍。マイナーでは計23登板(先発7登板)、6勝3敗、防御率4・20。55回2/3を投げて68三振を奪う一方で43四死球を記録した。シーズン終了後にブルワーズとマイナー契約を結び、来年のメジャーキャンプに招待選手として参加する予定だった。 大リーグ公式サイトでブルワーズを担当するマッカルビー記者は「ブルワーズのキャンプ参加予定選手だったダプランティーアは日本の阪神タイガースで登板機会を求めて自由契約になった」と伝えた。